【オーディブル】寒い夜におすすめ!映画化された小説5冊
日に日に気温が下がり、おうち時間が恋しい季節になりました。
今回は、「映画化された小説5冊」をご紹介します!
寒い夜にゆっくり読むのにおすすめの5作品です。
- 朗読で楽しむ聴く読書
- 30日間無料体験
- 月額1,500円(税込)
- 20万以上のタイトルが聴き放題
1.『線は、僕を描く』砥上裕將(2021年)
「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」
家族を失い真っ白い悲しみのなかにいた青山霜介は、バイト先の展示会場で面白い老人と出会う。その人こそ水墨画の巨匠・篠田湖山だった。なぜか湖山に気に入られ、霜介は一方的に内弟子にされてしまう。それに反発する湖山の孫娘・千瑛は、一年後「湖山賞」で霜介と勝負すると宣言。まったくの素人の霜介は、困惑しながらも水墨の道へ踏み出すことになる。
- 2022年に横浜流星主演で映画化 Netflix:映画「線は、僕を描く」
- 主人公・霜介と一緒に水墨画の世界を学べる
- 線を描くことで再生していく霜介を応援したくなる
- 再生時間:10時間33分
霜介が自分を取り戻していく姿に胸を打たれます。
2.『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ(2018年)
森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」
- 2021年に永野芽郁主演で映画化 Netflix:映画「そして、バトンは渡された」
- 主人公・優子が大人たちの愛情を素直に受けいれ成長していく
- 家族や親について考えるきっかけになる心温まる物語
- 再生時間:11時間52分
第16回本屋大賞受賞作品です。
3.『八日目の蝉』角田光代(2011年)
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の逃亡の日々、極限の母性、許されるはずのない罪、その果てにきざす一条の光が心をゆさぶらずにはおかない
- 2011年に井上真央主演で映画化 U-NEXT:映画「八日目の蝉」
- 冒頭からハラハラする緊迫感のある展開
- 逃避行する希和子に感情移入してしまう
- 再生時間:13時間35分
大塚寧々さんの朗読に引き込まれます。
4.『流浪の月』凪良ゆう(2019年)
すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。
それがどのような結末を迎えるかも知らないままに―。
だから十五年の時を経て彼と再会を果たし、わたしは再び願った。この願いを、きっと誰もが認めないだろう。
周囲のひとびとの善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれない。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい―。
- 2022年に広瀬すず×松坂桃李主演で映画化 Netflix:映画「流浪の月」
- 「誘拐犯」として逮捕された文と、「被害女児」の更紗の真実の物語
- 2020年本屋大賞受賞作品
- 再生時間:10時間21分
ふたりの幸せを願わずにはいられない物語です。
5.『夜明けのすべて』瀬尾まいこ(2020年)
知ってる?
夜明けの直前が、一番暗いって。
(中略)
職場の人たちの理解に助けられながらも、月に一度のPMS(月経前症候群)でイライラが抑えられない美紗は、やる気がないように見える、転職してきたばかりの山添君に当たってしまう。
山添君は、パニック障害になり、生きがいも気力も失っていた。
互いに友情も恋も感じていないけれど、おせっかいな者同士の二人は、自分の病気は治せなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる―。
- 2024年に松村北斗×上白石萌音主演で映画化 Netflix:映画『夜明けのすべて』
- やさしくて温かいきずなの物語
- 苦しみの中に希望を感じる
- 再生時間:6時間50分
周囲の人々の愛情が心にしみる作品です。
まとめ
- 『線は、僕を描く』砥上裕將(2021年)
- 『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ(2018年)
- 『八日目の蝉』角田光代(2011年)
- 『流浪の月』凪良ゆう(2019年)
- 『夜明けのすべて』瀬尾まいこ(2020年)
今回は、冬のおうち時間に読みたい「映画化された小説5冊」をご紹介しました。
年末にかけて慌ただしい日々が続きますが、温かい飲み物と読書でほっとする時間をお過ごしください。
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