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【オーディブル】『団地のふたり』大人女性が自分にやさしくなれる3冊

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大人になって自分に自信がなくなり、自己肯定感が下がってきたという方も多いかもしれません。

加齢にともなう外見の変化や体力の低下に悩んだり、他の人と比較して自分の人生に迷いを感じたり、ありのままの自分を受け入れるのがむずかしくなることも。

そこで今回は自分に本当に必要なものをみつけて自分らしく生きるためにおすすめの本をご紹介します。

大人女性の自己肯定感を育ててくれる、やさしい言葉にあふれた3冊です。

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【オーディブルの魅力と使い方】大人女性におすすめの聴いて楽しむ読書

1.『団地のふたり』藤野千夜著(2022年)

五十歳を迎え、生家である団地に戻った幼馴染の二人、なっちゃん(桜井奈津子)とノエチ(太田野枝)。売れないイラストレーターのなっちゃんは今やフリマアプリでの売り上げが生計のメインで、ノエチは非常勤講師の仕事のストレスを日々友に吐き出す。保育園からの付き合いの二人がゆるく、のんびり毎日を過ごす。

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2024年9月からNHK BSプレミアムで放送されたドラマ『団地のふたり』をご存知ですか?

ふたりの50代女性が主人公の物語で、私も毎週楽しみに見ていました。(2024年11月3日最終回)

NHK公式HP

NHKプレミアムドラマ「団地のふたり

主演の小泉今日子さん(ノエチ)と小林聡美さん(なっちゃん)は50代。「50歳、独身、幼なじみ」のなっちゃんとノエチが暮らす団地は、昭和の香りがしてなんだかほっとします。(ドラマでは55歳の設定です)

このドラマの原作となっているのが藤野千夜さん著の『団地のふたり』。表紙のカラフルなイラストもかわいらしく、小説のほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。

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小説では団地で暮らすふたりと家族、団地の住人たちのおだやかな日常が描かれ、「ほっこり」という言葉がぴったり

特別なことは起きないけれど、普通の暮らしをテーマにした温かい小説が好きな方におすすめの作品です。2024年10月には『団地のふたり』続編が刊行予定なので、こちらも楽しみにしています。

ちなみに『団地のふたり』は動画配信サービスのU-NEXT(ユーネクスト)のオリジナル書籍で、U-NEXTが手がけるIPのメディアミックス化第1弾作品だそう。

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「IPのメディアミックス化」とは1つのIP(知的財産)を漫画、アニメ、ゲーム、映画、小説など複数のメディアで展開することです。

メディアの進歩についていくのは大変ですが、新しいものを取り入ることを楽しんでいきたいものです。

オーディブルの再生時間も3時間1分と短いので、気軽に読むことができるのもおすすめ。

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聴きやすさ
再生時間3時間1分

まったり、さらり、時々ほろり。       

幸せってなんだろう。 

今日もなんとか生きていく。

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じんわりと温かい気持ちになれる1冊です。

2.『茶柱の立つところ』小林聡美著(2024年)

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NHKドラマ『団地のふたり』でなっちゃんを演じている小林聡美さん。小林さんは10代の頃から俳優として活躍され、エッセイ本も多数出版しています。

小林さんが主演した映画『かもめ食堂』(2006年)は、北欧フィンランドにある小さな食堂を舞台に、3人の日本人女性の穏やかな日常を描いた人気作品。私も何度も見返した大好きな映画です。

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『かもめ食堂』で食堂を経営する主人公・サチエは自由に、そして健やかに生きる女性で、小林聡美さんのイメージともぴったり。

そんな小林聡美さんの最新エッセイ本『茶柱の立つところ』では、平穏な日々を大切に過ごす様子がつづられています。ベランダで野菜を育てたり、バスツアーに参加したり、日常を楽しむアイデアがあふれていて、何歳になってもちょっとした工夫で毎日は楽しくなるんだと思えました。

小林さんの文章は落ち着いているけれどユーモアもあり、ドラマ『団地のふたり』で演じている「なっちゃん」そのもの。知的で好奇心旺盛、日常を楽しむことが上手な小林さんは、私の憧れの大人女性です。

45歳の時に日本文化を学ぶために大学に進学した小林さん。インタビューで「とりあえずは始めてみますね。なんでもやってみないとわからないと思うし。」(mi-mollet.com)と語っています。

おおげさに考えすぎず、どんなことにも軽やかにチャレンジしていく大人に私もなりたいです。

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聴きやすさ
再生時間5時間16分

ありきたりな「いつもの暮らし」にも、ときどき小さな幸せがある

「本の話」(文藝春秋)インタビュー

本の話『茶柱の立つところ』インタビュー

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「茶柱」を見つけたときのような、日常のささやかな喜びをつづった1冊です。

3.『北欧時間 世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと』日暮いんこ著(2023年)

「幸せになりたい!」と嘆いてジタバタしていた私。「人に認められるような成果を出すために努力する」ことが、いつか幸せになるために有効な時間の使い方だと勘違いしていました。そんな私に北欧の人達は、「幸せは、今、ここにあるんだよ」と繰り返し教えてくれているようでした。

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著者・日暮ひぐらしいんこさんはデンマーク在住6年目のクリエーター。ライターやイラストレーターとして活躍しています。

『北欧時間 世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと 』はオーディブルの「あなたへのおすすめ」に出てきたのをきっかけに知りました。

北欧流のライフスタイルについての本なのだな、となんとなく聴きはじめたのですが、思わず紙の書籍も買ってしまうほどお気に入りに。

著者・日暮いんこさんと私の性格がよく似ていて、まるで自分のことが書かれているよう。日暮さんは自身を「考えすぎて落ち込みやすい」「内向的で引っ込み思案」と分析されています。まさに私もそういう性格で、なんとか変えたいと思っているのですが、なかなかうまくいきません。

北欧の人々に教えられた「自分らしく生きるコツ」を真似しながら、日暮さんが本来の自分を取り戻していく様子に、「私にもできるかも」と希望をもらいました。

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残念ながらオーディブルではこの本に掲載されているたくさんの写真を見ることができません。紙の書籍では美しい北欧の風景や暮らしを切り取った写真を楽しむことができるので、興味のある方はぜひご覧ください。

日暮さんの文章はやさしい言葉でわかりやすく、私がブログを書くときのお手本にもしていきたいと思いました。

おすすめ度
聴きやすさ
再生時間2時間14分

「世の中で一番大事な関係性って、誰との関係性だと思う?」

(中略)

「それは、いつも自分の一番近くにいて、生涯ずっとともに時間を過ごす人。つまり、自分自身だよ」

北欧時間「心と身体のバランスを良好に保つ」“世界で一番大事なのは誰?”

これは日暮さんが通っていたデンマークにあるビジネススクールの先生の言葉。

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私も北欧の人たちのような「自然で嫌味のない、健康的な自己肯定感」を目指したいです。

まとめ

「自己肯定感をアップ!」大人におすすめ3冊
  1. 『団地のふたり』藤野千夜著(2022年)
  2. 『茶柱の立つところ』小林聡美著(2024年)
  3. 『北欧時間 世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと 』日暮いんこ著(2023年)

今回は「自己肯定感をアップしたい」大人女性におすすめの、自分にやさしくなれる3冊をご紹介しました。

私は自分にダメ出しするのが癖になっていますが、少しずつ自己肯定感を育てていきたいと思います。

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